ゴダールの気狂いピエロの原作の文庫の山田宏一の解説がやっぱり面白すぎる。山田宏一がゴダールについて書いている文章を読むと、ゴダールを文章で読んでいるような感覚を味わうことができる。和田誠の表紙のゴダールわがアンナ・カリーナ時代を何度読み返したことか。バスター・キートンが表紙のシネ・ブラボー2もいい。ゴダールわがアンナ・カリーナ時代は増補新版の文庫も出ているけど、何度も手に取りたくなるのが和田誠の絵が表紙の方なんです。増補新版はエリック・ロメールの獅子座についての文章が読めるのがいい。ヌーヴェル・バーグの隠れた大傑作。ゴダールがサイレント喜劇を演じているアニエス・ヴェルダの映画についての文章もありますね。役者としてのゴダールも好きです。
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